DRA音楽コンクールニュース
投稿日:2018年5月31日
声楽家がより演奏会などで映える表情の作り方



コンサートやコンクールなどで声だけではなく、表情も大切になっていきます。声楽を本格的に始めた方や、表情をどのように工夫したらがない方に、どのような方法が良いのかご紹介致します。

曲調に合った表情の付け方

イタリアやドイツの歌曲、オペラや日本歌曲にはさまざまな曲調、表情があります。では、具体的にはどのようなことが良いのでしょうか。

長調で全体的に明るい印象にしたい時

幸せそうに笑うように心がけましょう。口角を上げるだけでも印象が違って見せることができます。また、眉毛を動かすことができれば、いろんな表情を見せることができます。力強くみせたいところは、目を大きく開けて目力をつけることができるので合わせて実践してみると表情の印象がプラスされます。

単調で全体的に暗い印象にしたい時

明るい曲に比べて注目したい点は眉の表情、目の印象です。曲の内容的に何を訴えたいかを視点においてどこを魅せたいかを考えると表情がつけやすいポイントです。悲しさ苦しみを表情でプラスするととても曲にも印象付けることができるので実践してみてはいかがでしょうか。
表情を鍛えるときは鏡を見ながら実験してみると自分の表情の改善点が見えるのでおススメ練習方法です。

演奏効果になる身振り手振りをするためには

顔の表情だけではなく、プラスして腕や指先を使い曲の表現をすることができます。身体を使っての表現は難しいことが多いのですが、実際にできるとかなり印象がアップします。身振り手振りを行うにあたり注意点があります。

身体を柔らかくする

身振り手振りするには、まず身体が固まってしまっては自由に動かすことができません。重心はしっかりおいて上半身は力の抜けた状態にすると自然と指先や腕を使って表現をすることができます。

過剰なボディーランゲージは禁物

身体を使って表現することは、とても大事なことですがあまりつけすぎてしまうと返って演奏の邪魔になりかねません。また、良い状態で発声できなくなる可能性もあるので、気をつけたいポイントです。

演奏会やコンクールでは、すべてがパフォーマンス

演奏会では観客に、コンクールでは審査員に演奏を伝えなければなりません。声だけでは伝えきれない部分も生じます。そこで補助の役割を担うのは顔の表情や身振り手振りになります。なれない頃は、どちらかを重点的に考えて練習してみることがおススメです。
現在、ドレスルームアミ声楽コンクールでは、プロアマ問わず誰でも参加が可能なコンクールを開催しています。表現の練習の場所としてもお使いいただける良い機会となっています。予選の参加をまだまだ募集していますので是非ご応募くださいませ。
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